松本パルコ内に「草間彌生美術館」?

 ディアパートナー行政書士・FP事務所 代表の瀧澤です。まちづくりに関する投稿です。

長野県松本市の松本パルコの館内に7月3日から美術館が登場する予定です。

 松本市美術館が改修で一時休館していることに伴う措置で、松本市出身の前衛芸術家である草間彌生さんらの作品が展示されるそうです。松本パルコ内には、ミュージアムショップも設けられるとのことです。新型コロナウイルス禍で中心市街地を訪れる観光客などが落ち込むなか、地域活性化の拠点にもしたいという意図があります。


草間彌生《大いなる巨大な南瓜》2017年 ©YAYOI KUSAMA

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 具体的には、松本市や松本商工会議所などで構成する「松本まちなかアートプロジェクト2021実行委員会」が2022年2月末まで「パルコde美術館」を開設します。松本パルコの6階全体と屋上を使い、草間さんら地元にゆかりのある現代アーティスト12人の絵画や彫刻、写真などを展示するそうです。

 開館時間は午前10時~午後6時で、水曜日は休館。入場料は500円で中学生以下は無料となります。

 松本市美術館は、草間さんの作品展示などで人気が高く、国内外から多くの観光客が訪れる松本市内の代表的な集客施設です。

 しかし、大規模改修のために4月から約1年間休館しているため、関係者はコロナ禍で冷え込んでいる市内の観光関連などの活性化に向けた目玉の一つにしていきたい考えで、期間中に4万人の有料入場者を見込んでいます。

 新聞報道によると、松本パルコの伊藤智人店長は「パルコだけでなく中心市街地全体の活性化につながる『シャワー効果』を期待している」と話しています。

松本パルコ

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 松本パルコのある長野県松本市の中心商店街では、2017年9月にイオンモール松本が開業し、その後、パルコとイオンモールの間に、地元新聞社も入った商業施設”信毎メディアガーデン”もオープンしました。

 松本パルコをはじめ市内中心商店街の大型商業施設は、それぞれ競合関係にはありますが、他の地域とちょっと違って、各施設が連携した取組みを以前から行っています。

 パルコとイオンモールは約1km離れていますが、その間にある商店街や信毎メディアガーデンと連携し、昨年秋に、楽しみながら街なかを歩いて巡れるようなイベントを行いました。本来はライバル関係にある大型施設同士の連携ということもあり、全国的にも注目を集めました。

 まちなか観光地として知られている中町通りは、両施設を結ぶ経路上にあり、ナワテ通りや松本城、松本市美術館などの観光地もほど近くにあり、楽しみながら散策できる距離感です。

 松本パルコの伊藤店長の「中心市街地全体の活性化につながる『シャワー効果』」というのは、その辺の相乗効果をさしていると思われます。

 全国のイオンモールと違って、「イオンモール松本」は地域との連携を図るには、ちょうど都合の良い立地です。イオンモール新小松(石川県)はじめ多くのイオンモールのように車での来店を見込む郊外型(JR小松駅からは無料シャトルバス利用)でもなく、イオンモール旭川駅前(北海道)やイオンモール京都桂川のように駅直結型でもなく(電車利用の人はイオンだけを利用するようになります)、JR松本駅から程よい距離にあり、松本駅からイオンモールに向かうルート上には、松本パルコが立地しています。

松本市の中心商店街「中町」で見かけた松本パルコのキャンペーンフラッグ(今春)

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 松本駅、または松本バスターミナルから歩いて、松本パルコの「パルコde美術館」を鑑賞し、信毎メディアガーデンのテラスで松本ビールを味わい、歩いてイオンモール松本へ。(逆ルートも大いにありですが・・・)

 とっても魅力的なまちあるきです。歩いて商業施設へ向かう人が増えて、回遊性を持つようになれば、それぞれの商業施設の近くを歩く人が増えることになります。

 今年の夏も、「まちなかあるき」がとても熱くなりそうな松本市中心商店街です。

 私もお手伝いしている演劇公演も今夏、中心商店街で予定されています。その辺については、後日投稿させていただきます。

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