まちづくり!回遊性を高め楽しさ提供

 本日4月8日付けの日本経済新聞 信越経済版(長野県・新潟県)の”コロナ1年 キーパーソンに聞く③”では、松本パルコ店長が登場し、「地域連携による街の回遊性向上」を伝えています。

 松本パルコのある長野県松本市の中心商店街では、2017年9月にイオンモール松本が開業し、その後、パルコとイオンモールの間に、地元新聞社も入った商業施設”信毎メディアガーデン”もオープンしました。

長野県松本市中心商店街の位置図(信濃毎日新聞)

 松本パルコとイオンモール松本は競合関係にはありますが、他地域とちょっと違って、両施設が連携した取組みをしています。

 2020年9月に松本パルコとイオンモール松本、その中間にある商店街が連携し、「松本ショッピング創生プロジェクト」と銘打った販売促進企画を展開しました。

 パルコとイオンモールは約1km離れていますが、その間にある商店街や信毎メディアガーデンと連携し、楽しみながら街なかを歩いて巡れるようにしました。本来はライバル関係にある大型施設同士の連携ということもあり、注目を集めました。

 

松本パルコとイオンモール松本の共同ポスター(信濃毎日新聞)

 このキャンペーンは「松本ショッピング創生プロジェクト」と名付けられ、2020年9月18日から30日まで実施されました。そして松本パルコとイオンモール松本の共同ポスターやフラッグも街中に掲示されていました。(ポスターを見ると、パルコは創業36年、イオンは創業3年ですね!)

 「松本パルコ」と「イオンモール松本」のホームページはこんな感じになっていましたよ。

イオンモール松本ホームページから(当時)
イオンモール松本ホームページから(当時)

 まちなか観光地として知られている中町通りは、両施設を結ぶ経路上にあり、ナワテ通りや松本城、松本市美術館などの観光地もほど近くにあり、楽しみながら散策できる距離感です。

 松本のイオンモールは、地域との連携を図るには、ちょうど良い立地です。イオンモール新小松(石川県)はじめ多くのイオンモールのように車での来店を見込む郊外型(JR小松駅からは無料シャトルバス利用)でもなく、イオンモール旭川駅前(北海道)やイオンモール京都桂川のように駅直結型でもなく(電車利用の人はイオンだけを利用するようになります)、JR松本駅から程よい距離にあります。松本駅からイオンモールに向かうルート上に、松本パルコが立地しています。

 松本駅、または松本バスターミナルから歩いてイオンモール松本へ向かう人が増えれば、松本パルコの近くを歩く人が増えることになります。駅から歩いて程よいイオンモール松本の距離感ですので、イオンモール(イオンスタイル)内にはバーカウンターが設置され、営業しています。(私はこのバーの大ファンで週に1~2回は利用させていただいています。週替わりの長野県産ワイン提供や頻繁に変わる地酒飲み比べなど、提供メニューもすごく工夫されています。ここのリカーショップは関東地方のイオンモールの中でもとても売上が良いとのことです。)

 話は逸れますが、「松本ショッピング創生プロジェクト」期間中のイオンモール松本3周年記念イベントは、先行して前週からスタートしており、酒好きな私にはとっておきのイベントがイオン晴庭バーで行われました。フランスの赤ワイン「シャトーオーブリオン2013」をグラス売り税込み3,300円で楽しめるというもの、限定1本ですので定員10人ちょっとというところでしょうか。1本の売価は5.5~7万円で完全な出血大サービス(そこのソムリエさん談)です。同様なサービス、このバーでは毎年元旦にも実施されています。

昼呑み族にはもってこいのイオン晴庭バー シャトーオーブリオン2013

 当日の正午前にはパートナーさんと意気込んでバーへ乗り込みましたが、既に先客1名様がこのサービスを楽しんでおられました。ついでに、信州の地酒「ひやおろし」各種も出回ってきましたので飲み比べを楽しみました。

ワイン、日本酒、クラフトビール、ウイスキー、焼酎も地場産にこだわっています

 

 脱線ついでにお話ししますと、この付近には昼呑みできる飲食店(昼から夜までの通し営業のお店)が集積していて、年末には、地酒(特に日本酒)に注力する飲食店が新規オープンしました。(私も2~3回利用しました。ランチ時間と夕食時間を外していますが、平日のその時間帯でも、そこそこの入りです。)⇒出店に当たっては、こうした回遊特性を十分考慮しての立地だったのでしょうね、若い方が経営されていますので。

 話を戻しますね。下の画像は、「松本パルコ」と「イオンモール松本」の共同企画「松本ショッピング創生プロジェクト」のイベントのひとつ、パルコとイオンを含む4つの施設を巡るスタンプラリーの景品です。

松本パルコとイオンモール松本が組んだスタンプラリーの景品

 メモ帳と八幡屋磯五郎七味ですが、いずれもオリジナルな景品になっていて、両商業施設が握手しているロゴ入りです。期間中、人の流れは混雑していたものの、スタンプラリーに参加していた人は少なかったかなと感じました。(景品はほかに、静岡老舗のバームクーヘンなどいずれも素晴らしいものでした)

 また、期間中には、松本市や市芸術文化振興財団などが初開催した「まつもと街なかジャズフェスティバル」が市内5か所の屋外ステージで行われました。

まつもと街なかジャズフェスティバル(信毎メディアガーデン)

 全部の会場を回ってみましたが、天候に恵まれたことや四連休初日だったことなどで多くの家族連れで賑わっていました。どの会場でも、軽食やアルコールの販売もされていて、コロナ禍のなか、久々にビール片手にジャズを楽しむ人の姿がありました。

 現在、松本パルコは「松本ショッピング創生プロジェクト」第2弾として、「アソビゴコロタリテル?」をキャッチフレーズに、中心市街地の銭湯「菊の湯」と連携して「松パルの湯」として営業する企画などを実施中です。(3月1日~5月9日)

「松パルの湯」の浴槽 アヒルの玩具で満たされています(信濃毎日新聞)

 松本パルコと中心商店街にある銭湯「菊の湯」との連携事業「松パルの湯」が3月8日にオープン。銭湯の浴槽にアヒルの玩具を浮かべ、タイル敷きの浴室はにぎやかになりました。「松パルの湯」ではパルコで販売するボディーソープが無料で使え、パルコでの千円以上の買い物で牛乳を提供しています。今回は、業種の垣根を越えた遊び心を発信し、街なかの賑わいを目指します。

 この第2弾の企画も、銭湯だけではなく近隣商店街とも連携するとのことで、街歩きをする人を増やし、地域全体の活性化につなげることが狙いです。コロナ禍が早くに収束し、街中が活況を呈するような日常が戻ってくることを祈ります。

 私も今年度から、微力ながら、まちづくりに参画する予定で、イオンモール松本にほど近い”松本うら町”で演劇をテーマにした地域活性化のお手伝いをしていきます。既に先行して、プレイベントととして年末に、クローズドの集客方法(コロナ対策のため)により演劇を実施、また、配信専用の演劇を制作し、動画配信も行いました。

 今回の投稿で「まちづくり」に関するカテゴリーも設けましたので、今後、詳しくブログ投稿していきましね!お楽しみに!!

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