【実践記】15年来の塩漬株式を売却!

 昨日4月16日は、色々な出来事がありました。な、なんと~!15年間手をつけられず、塩漬になっていたボロ株100株が売却(損益確定)できたのです。

 その株、2005年に新興市場に上場(今も新興市場のままですが・・・)し、IPOブーム、しかも情報・通信分野だったため、個人投資家に囃されて、今の株価の約16倍まで高騰した銘柄です。

 「音声を文字変換するソフト開発」などを手掛ける、あの会社です。(私のように痛い目にあった方もいるのではないでしょうかね~)

 新規上場(IPO)で情報通信分野の銘柄株、囃されてブームになり、株価は急騰しますが、ブームが去ったあと(買い手がいなくなったあとと表現した方が正解かもしれませんが)は株価が急落します。この銘柄も例外ではありませんでした。

 そして、更に2006年1月に発生した、いわゆる「ライブドアショック」が株式市場を襲い、多くの銘柄の株価が急落していきました。こうして私の「失われた15年」が始まりました。

 「ライブドアショック」というのは、2006年1月17日に起きた株式市場の暴落のことです。16日にライブドアが証券取引法違反の容疑で、強制捜査を受けたことが暴落の始まりでした。

 2005年ごろの日本は、円安による輸出産業の好調でバブル景気を彷彿とさせる好景気。それに伴い株価も上昇していましたが、ライブドアショックにより暴落することになり、日経平均株価は事件発覚から2日で、1,000円近く下落しました。

 2006年1月前半は、比較的好調であった株式市場でありますので、私はいくつかの大手企業の株式会社の銘柄を「1株○○○〇円まで下がったら購入」という指値注文を出していまして、この時の急落でほとんどの銘柄の株が約定(買い成立)してしまいました。

 まだ、スマートフォンが普及する前で、しかも勤務中でしたので、夜のニュースで状況を知りました。その時は「安く買えたからいいんじゃない」とタカをくくっていましたが、まさか、これが引き金となって株式市場の長期の低迷になるとは思いもしませんでした。

 約定した大手企業の株は、その後5~10年の間には、買値まで戻ってきたりするものもありましたので、売却を進めながら、保有株式の整理を進めました。

 しかし、今回のこの銘柄だけは底なし沼のように下がったままで推移していました。200株を保有していましたので、定年退職までに何とか整理をしたいと思い、2017年年末に100株を損切(損失を覚悟で株売却)しました。

 株式売却益への課税は、他の所得とは分離して一定の税率を計算する申告分離課税です。今回のような売却損は、他の上場株式等の売却益と相殺後、申告分離課税を選択した上場株式等の配当などの配当所得・利子所得と損益通算することができます。

 それでも損失額を控除しきれない場合は、確定申告することで、翌年以後3年間にわたり繰越控除を受けることができます。私が2017年に見切りをつけて、大きな損失覚悟で100株売却したのは、定年退職年が2021年だからです。定年退職までには何とか整理しておきたいという気持ちの表れです!

 そして、今年に入ってから続く世界的な株高が今回の決断に大きく影響しています。

 忘れていたのですが、私は3年くらい前に、米株(アメリカ株式)1銘柄100株を購入していたのです。それが、取引のあるSBI証券(松本支店)から電話がかかってきて「注目する米株があるから購入を」と勧められました。IPO(新規上場)株を斡旋してもらって、多少おいしい思いもさせてもらっていましたし、電話がかかてきたときはバタバタしていたので、その場で購入依頼しました。

 SBI証券の株式口座のオンライン画面は、「日本株式」と「外国株式」が別々に表示されるうえ、期末に送られてくる証券会社からのお知らせも「日本株式」・「外国株式」が別々に送付されてくるので、昨年末までは自分が米株を保有しているという自覚が全くありませんでした。(米株100株ですので少しまとまった金額ですが、本当にノンキなものです。投資の資金管理ができていないのでしょうね。反省!)

 で、年始に証券会社の「外国株式運用についてのお知らせ」をみて、「これって何だろう?」と考えたのです。なんか結構な額の含み益が記載されていたのです。それでオンライン画面で確認(いつも日本株画面しかチェックしていなかったの確認するのも一苦労ありました)したところ、米株100株を保有していることが判明したのです。(本当にノンキだと思います、すいません!)

 ・・・で、この米株、購入時の約2倍になっていることも判り、高めの指値で50株売却を設定しておいたら、2月の上昇期であっさりと約定してしまったのです。

 そんな幸運から、今回の損切前は「売却益」があったのです。来年の確定申告(2021年分)では、この含み益を「塩漬株式の売却損」と相殺させて、譲渡益税(所得税・地方税)を還付してもらうことを考えました。

 この「塩漬株式」、4月13日に材料(好材料の情報)が出たらしいのです。売却手数料もかかるので、少し高め(年初来高値ほど)の指値で売却されるよう、3月中から設定していたのですが、材料の出た翌日14日に約定しました。

 あまりお見せしたくないのですが、株式取引をしていない人の参考にもあるのでアップします、こんな感じです。

SBI証券からのお知らせ

 実に約78万円の損失。しかし、米株でほど同額の利益が出ていましたので、今回の取引で、米株売却の際に源泉徴収された所得税と地方税の145,579円が還付されてきました。

 この「塩漬株式」、私の購入価格の約1/10になっています。また、上場来高値からの約1/16になっています。

 最近の投資雑誌などでは、よく「テンバガー銘柄を探せ!」などの特集が組まれています。テンバガー銘柄は、株価が10倍になった銘柄のことです。私の場合は、1/10になっていますので、さしづめ「逆テンバガー銘柄」といったところでしょうか。(かなり自嘲気味)

 いずれにしても今回、課題となっていた「塩漬株式(今までに1度も株主配当もありませんでした)」が整理されたことは大変喜ばしいことです。

 よく言われることですが、「株式の売却」は難しい!。「買い」はそうでもないのでしょうが、やはり「売り」は難しいですね。私も米株保有を自覚していたら、(我慢できずに)もっと早くに売却してしまっていたでしょう。

 そして、今回の教訓です!投資の資金管理はしっかりしましょう! ⇒ 当たり前か・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です