急逝した高校時代の同級生を偲んで

 先週、高校時代の同級生が急逝したブログ投稿をしましたが、4月3日付けの信濃毎日新聞(中信地域版)に関連の記事が掲載されていましたので、改めて投稿させていただきます。

 記事は、4月1日~2日にかけて行われた長野県内での”2020東京オリンピック信州聖火リレー”の2日目、木曽や大町、安曇野市、松本市を巡ったことを掲載したものです。(飯田や伊那、諏訪を巡ったものは南信版に掲載)

2021年4月3日付け信濃毎日新聞29面(中信地域版)

 掲載された記事の文面は、次のようなものでした。

 安曇野市のゴール付近のフェンスには聖火リレーの準備に尽力し、3月末に急逝した市生涯学習課の前課長、臼井隆昭さんの写真が飾られ、家族が聖火リレーの様子を見守った。妻の章子さんは「力を注いできただけに本人が見届けられないのは残念だが、無事に開催できたことをほっとしていると思う」と話していた。

 安曇野市聖火リレー実行委員会は、聖火ランナーの応援を目的に、コース沿いに掲げる笑顔の写真を募集していました。新型コロナウイルスの影響で、手旗や横断幕を使った沿道からの大規模な応援を自粛せざるを得ない状況となったため、市民から寄せられた笑顔の写真を応援メッセージとともに並べて聖火リレーを盛り上げるという企画でした。

安曇野市役所内に展示されていた笑顔写真とメッセージ

 応募のあった写真全てにメッセージを添えて、安曇野市の聖火リレースタート地点である豊科近代美術館の周辺に並べて、聖火ランナーを応援するプロジェクトを担当していたのが、高校時代の同級生である故臼井さんでした。亡くなる3日ほど前には、笑顔写真プロジェクトの関係で、NHK長野放送局の取材を受けて、テロップ付きのニュースが長野県内に流れていました。

 そのニュースでは、応募された写真&メッセージの中には、大阪在住で難病女性が東京オリンピックの応援・参加のために安曇野市のプロジェクトに応募したという報道もされていました。

 臼井さんは、定年退職まであと4日を残しての急逝でした。記事の写真を見れば、お孫さんと思われる子供の姿も写っていますので、元気であれば、これからゆっくりと孫を可愛がってあげる時間ができたでしょうが、本当に残念なことです。

 高校時代の彼は、周りからの信頼も厚く、クラス委員長も務めており、クラスのまとめ役といった感じでした。安曇野市役所でもご活躍されていたことでしょうが、本当に信じられない気持ちでいっぱいです。改めて、心からご冥福をお祈りいたします。

 そして、高校時代に同じクラスで過ごした同級生として、急逝した彼の分まで精いっぱい、自分のやりたいことを最後までやり遂げようと決意しました。

 定年退職を過ぎた後ですので「社会貢献」的な、「ソーシャルビジネス」的なことをしっかりとやっていけたら良いなあと考えています。

 幸い今年、縁あって「2020(第4回)日経ソーシャルビジネスコンテスト」にファイナリストとして選出していただきましたので、「ソーシャルビジネス」分野にも注力していきたいと思います。

https://social.nikkei.co.jp/final2020.html

 このブログにも「ソーシャルビジネス」というカテゴリーを設けていますので、社会貢献的なソーシャルビジネスについて今後も投稿してます。ご期待くださいね。

 そして、自分の人生を振り返った時に、後悔しないような人生の二毛作目を過ごしていきたいと強く思っています。

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