【実践記】合同会社から初めての給料を受給!
ディアパートナー行政書士・FP事務所 代表 瀧澤です。
令和3年6月1日に設立した「合同会社ディアパートナー(松本市、代表社員:瀧澤重人)」から初めての給料が支給されました。毎月15日締、20日支給としていますが、6月20日は日曜日だったため、21日(月)の支給となりました。
給料支給額
税理士さんとも打ち合わせをして、今期の報酬を月額5万円に設定しました。まだ、収入の見込みがないことと、個人所得をなるべく抑えるための報酬金額設定です。
月額50,000円(賞与等なし)ですと、所得税は0円、健康保険料(自己負担分)が3,338円、厚生年金掛金(自己負担分)が8,052円です。
したがって、差引支給額は、38,610円です。合同会社の銀行口座から差引支給額をおろして、個人の口座通帳に入金しました。普段常駐している、サザンガクから金融機関が近い(徒歩2分)ので月に1回、銀行窓口を訪れて行うことにしています。
健康保険
健康保険は、合同会社設立前の5月までは、前職の「任意継続健康保険証」を利用させてもらっていたのですが、6月からは「協会けんぽ(全国健康保険協会長野支部)」健康保険証になりました。
任意継続の場合の健康保険掛金は月額45,654円でしたが、現在の健康保険掛金は、事業者負担と自己負担を併せても、7千円弱ですので、1/7以下になりました。掛け金が大幅に安くなり、非常に助かります。今月分の任意継続の掛金は、返金されていました。
また、健康保険の「傷病手当金」は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、病気やけがのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されまが、任意継続被保険者は傷病手当金は支給されませんので、この点でも有利です。
厚生年金
公務員を定年退職した今年4月から5月までは年金は掛けていませんでしたが、6月からは厚生年金に加入、掛金を払うことになります。事業者負担と自己負担併せて、月額約1万6千円というわずかな掛金ですが、厚生年金受給の際には反映してきますので、心強い限りです。
現在の厚生年金は70歳まで加入、掛金を払い込むことができますので、70歳までは掛金を払い込んでいきたいと考えています。(私が70歳になる10年後には、75歳まで延長されている可能性もありますが・・・)
報酬額の見直し
そうはいっても、役員報酬月額5万円というのはあまりにも低すぎますので、なるべく早い段階で収入の見込みをたてて、役員報酬の引き上げを行っていきたいところです。役員報酬を変更する際のポイントは「いつ変更するか」にあります。原則変更手続きは事業年度開始日から3ヶ月以内とされています。当社は事業年度開始日が6月1日ですので8月31日までに変更手続きを終えなくてはなりません。
来期に見直しができるようになれば有難いことなのですが、そのためには前進あるのみですね!ガンバリマス!!
合同会社設立の手続き
6月1日設立の合同会社の一連の手続きは、ほぼ終了しました。法人化したことによって、市勤労者福祉センター会議室を借りるのにも役立っています。
来月から、月1のペースで「相続対策セミナー」を有料で開催したいと計画しております。諸先輩からお聞きすると、最初は集客に苦労し、何回かは「一人で練習」することが多くなりそうですが、「一人で練習」も必要と認識していますので、楽しんで開催していきたいと思います。
当ブログにもセミナー日程を掲示していきます(現在も7月24日(日)開催分を掲載中)ので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
相続対策セミナー | 自分年金/公務員兼業支援 (dearpartner.blog)
地道な取り組みが実を結ぶと思います。自らを奮い立たせて前に進んでまいります!!