2021セイジ・オザワ 松本フェスティバル開催!
ディアパートナー行政書士/FP事務所 代表の瀧澤です。
コロナ禍で閉塞感だたよう今日この頃ですが、久々に明るいニュースです。
実に2年ぶりに、長野県 松本市で「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」が開催となります。
開催期間は、2021年8月22日(日)~9月6日(月)の16日間。感染症対策をしっかりと行いながら、松本市内全3か所、長野市内1か所の会場を舞台に、最高の演奏をお客様に届けるべく準備が進められています。
「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」とは、恩師である齋藤秀雄の名を冠して1992年に、世界的指揮者である小澤征爾が創立し、毎夏、長野県松本市で開催されてきた音楽祭『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』が、2015年から『セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)』として新たなステージに踏み出したものです。
OMFでは、小澤征爾のもとに、世界中から優れた音楽家たちが結集し、サイトウ・キネン・オーケストラを中心にオペラやコンサートなど多彩な演目が披露されています。またOMFの大きな特色である小澤征爾音楽塾による教育プログラムの公演では、若い音楽家の教育のみならず、数多くの小中学生たちに生の音楽に触れてもらうことを大切にする音楽祭の理念を変えることなく、さらなる高みを目指しています。
OMFの屋台骨であるサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)が今年タッグを組むのは、フェスティバル初出演となる鈴木雅明とシャルル・デュトワ。
Aプログラムで指揮を務める鈴木さんはバッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督を務めながら、バッハの指揮者・演奏家として国内外から常に高い評価を受けています。近年はニューヨーク・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、バイエルン放送交響楽団などの名門オーケストラを筆頭に、数々の国内外オケを指揮。2018年の秋山和慶さん以来の日本人指揮者となる鈴木さんと、SKOとの化学反応が今から楽しみなプログラムです。
Bプログラムを指揮するのは、小澤征爾総監督と同様、タングルウッド音楽祭でシャルル・ミュンシュに師事した経歴を持つ世界的名指揮者のデュトワ。小澤総監督がボストン交響楽団(BSO)音楽監督を務めていた時には、客演指揮者として何度もデュトワをBSOに招いており、小澤総監督との親交も深い指揮者です。数々の名オーケストラを指揮し「音の魔術師」との異名を持つデュトワが奏でるSKOサウンドがどのような響きになるのか、ファンならずとも待望の公演になること間違いありません。
また、このフェスティバルでは、少ないプログラム数の中で、長野県内の中学1年生を招待(中1限定)する教育プログラム「子どものためのオペラ」、長野県内の小学6年生を招待(小6限定)する「子どものための音楽会」を開催するのは、本当にスゴイことで、関係者の皆さまの御配慮に敬意を表したいと思います。(小6対象は、松本市と長野市の会場に分けて開催)
オーケストラ コンサートA・Bプログラム/教育プログラムの詳細、およびふれあいコンサート/オープンイベントの日程・詳細については、今後、発表されるそうです。↓
https://www.ozawa-festival.com/news/2021/05/18/150000.html
「こんな時期だからこそ生の音楽を届けたい」という小澤総監督の熱意の元、今年も長野県・松本市の皆様や、スポンサー企業の皆様、国内外から応援するファンの皆様の多大なご協力を得て、出来る限りの感染対策のもと開催されることになりました。
再び、夏の松本に音楽が溢れます。例年に比べて、短い開催期間とはなりますが、見どころ・聴きどころたっぷりの濃いプログラムで、今年の松本の夏が彩られます。
私自身は、音楽には全く疎いのですが、1992年に初めて『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』が開催された際、今の上皇様ご夫妻がご行啓の際、この第1回『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』をご鑑賞になったことで、スゴイ価値のある音楽祭なのだということを認識しました。(私の周りの信州人も同じ感触でした。ご行啓スケジュールがこのオーケストラコンサート中心に組まれていましたので。)
当時、私も長野県職員として諏訪市にある事務所に勤務していましたので、諏訪市をご行啓された際、警備をお手伝いさせていただきました。
そのほかにも『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』では、国宝松本城を使った野外オペラも開催されたりしまして、画期的な取り組みをされていたのが印象に残ります。
そんな『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』を引き継いだ「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」が2年ぶりに開催されます。例年に比べて、プログラム数は少ないですが、コロナ禍の今、大英断だと思います!!