長野県松本市の「裏町」活性化 写真と映像で紹介
みなさん、こんにちは。「家族信託を活用した生前相続対策」に特化して取り組んでいるディアパートナー行政書士・FP事務所 代表の瀧澤です。
今年も早2月半ば、月日が流れるのは早いものです。今回は久々に、まちづくり・地域活性化に関する投稿です。
私も取組みに参加させていただいている、長野県松本市内の古くからある商店街の「演劇」をテーマとした活性化事業についてです。
松本市の繁華街「裏町」のにぎわい創出に取り組む「信州松本うらまちレジリエンス協議会(林勇次会長)」は2月5日、裏町で昨年から開いている演劇公演などの様子を写真パネルや映像で紹介する展示会を、同市大手2の長野銀行大名町支店で始めました。新型コロナウイルスの感染急拡大で3月に予定していた演劇公演が中止となったため、活動に関心を寄せ、応援してほしいと企画したものです。
信州松本うらまちレジリエンス協議会は昨年発足し、松本市の中心商店街に位置する裏町の空き店舗を改装した会場での演劇公演といったプロジェクトを始動しました。昨年から今年にかけて3作品5公演を行っています。
展示されている写真パネルは、ありふれたように見える市井の暮らしを見つめ直す「バクソーセレナーデagain!」で演じる役者の喜怒哀楽を切り取った約100枚を並べています。会場では他の作品も含めた公演の映像をテレビでも流しています。
公演の作・演出を手掛けたプロジェクトのアートディレクター林邦応(くにお)(61)=松本市神田=は「見た人が心を動かされるような写真を選んだ」と話しています。
裏町は、古くは置き屋も並ぶ花街として栄えた。裏町に実家がある協議会長の林勇次(61)=同市城西=は「昔と同じようでなくても新たなにぎわいをつくりたい。展示会が裏町について知ってもらう機会になればいい」と話しています。
私も何度か近くを通った際に、この展示会を見学させていただきました。ちょうど今、松本市では、ふたつの国宝や数々の国登録有形文化財などの建物が存在する長野県松本市内十数ヶ所の名建築を会場に、名建築とアートを融合させた芸術祭「マツモト建築芸術祭」が1月29日〜2月20日に開催されています。(土日曜・祝日は午後4時半まで)。入場無料。
このような街中の取組みもあり、コロナ禍にもかかわらず、先週の三連休には多くの見学者がまちなかを歩いていました。こうした取組みが相乗効果となって、多くの人々で行きかい、賑わう「まち」になることを望みます。
ぜひ皆様もコロナ感染に留意しつつ、お出かけして、こうした取組を楽しんでくださいね。