新NISAがスタート、日経平均も上々の滑り出し

みなさん、こんにちは!「家族信託」や「遺言書」など生前の相続対策に特化した取組を行うディアパートナー行政書士事務所です。

今年の年始は元旦から大きな地震(令和6年能登半島地震)が発生し、大きな被害が出ています。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたしますとともにご遺族の方々に謹んでお悔やみ申し上げます。

また、被害に遭った多くの皆さまに心からお見舞い申しあげます。1年でも一番寒い時期を迎え、降雪や寒さで避難生活、復旧活動も思うように進まないのではないかと心配しますが、自分たちに可能な支援をさせていただきたいと思います。

新NISA制度がスタート

さて、いよいよ「新NISA」制度がスタートしました。

本日1月11日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、節目の3万5000円を一時上回って推移しています。東京株式市場の取引時間中に3万5000円台をつけるのは、な、なんと~1990年2月23日以来で33年11カ月ぶりだということです。

前日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを受け、東京市場でも買いが先行したようです。日経平均は前日までの3日間で1153円上げ、バブル経済崩壊後の高値を更新していました。

この日経平均3万5000円台というのは日経平均が1989年末に最高値をつけた後、長期間にわたる下落に向かい始めた1990年2月以来の水準となります。

新年早々から日本の株式市場は活況を呈していますが、「新NISAスタート」の影響もあるのではないかと思います。

私も新NISA、スタートさせました!

このお正月に「60代からの資産「使い切り法」~今ある資産の寿命を伸ばす賢い「取り崩し」の技術」(著者 合同会社フィンウィル研究所代表 野尻哲史さん)というビジネス本を読む機会がありました。(「伸ばす」は「延ばす」ではなく全て「伸ばす」になっていますので誤植ではないようです)

このビジネス本、昨年8月に1版1刷が発行されていて、私が購入した年末には5刷でした。結構読まれているのですね~

このビジネス本、いろいろな角度から著者の野尻さんがご提案していますが、シニア層(60代前後を想定)の資産の活用について私が心に残ったのは以下の2つです。

◎「できるだけ使わない」から「使いながら運用する」へ

◎資産を運用しながら一部を取り崩す「資産活用」という考え方

そのうえで、資産(預金など)を現金化して少しづつ取り崩していくというのではなく、新NISAなどを使って 運用しながらその資産の一部を少しづつ取り崩していくということができれば、より豊かなシニア時代を過ごすことができるのではないでしょうか。

こうした観点から「退職時代(60代)が新NISAを十分に活用する」ことが大事になってくると思います。

豊かな老後を過ごすには、シニア世代でも新NISA制度の活用を

ビジネス本「60代からの資産「使い切り法」~今ある資産の寿命を伸ばす賢い「取り崩し」の技術」を読んで、シニア世代でも上手に「新NISA制度」を活用することが大事だと感じました。

「90歳までに使い切る お金の賢い減らし方」などの著書で知られる経済コラムニストの大江英樹さんが1月1日にお亡くなりになったという訃報が使えられました。大江さんはシニア世代の資産運用やライフプランについて示唆に富んだご提案を多数されていました。私も当初は「今ある資産を子供や孫世代になるべく多く残していこう」と考えていましたので、目からウロコでした。大江さんの御冥福をお祈りいたします。

私も新NISA、参画しました!

従来のNISA口座があった証券会社では昨年12月から新NISA口座が開設されていましたので、上述した考え方から1月そうそうから「新NISA」を始めました。

運用方法で頭を悩ましたのが「成長投資枠」の使い方です。「高配当株を購入し、売却せずに配当金を死ぬまで受取り続ける」という年金的な受給方法も十分あり得ると思いましたが、「安値で高配当株をゲット」することの難しさに思い当たりました。

下のブログにも書いていますが、「死ぬまで高配当株を売却せずに配当金を受け取り続ける」とすれば、「安値で高配当株をゲット」という使命感は持たなくてよいことがだんだんと分かってきましたが、自分としては割り切れませんでした(笑)!

成長投資枠の使い方で悩む?

なんせ、新年からは「新NISAスタート」ということもあって結構好調な滑り出しになると思われましたので、「つみたて投資枠」「成長投資枠」ともに投資信託を定期的に購入する「ドルコスト平均法」で発注しました。

新NISA口座のあるSBI証券では、積立購入は、毎日、毎週、毎月などが選択できるようになっています。いろいろな参考書からは定期購入の場合、毎日、毎週、毎月別の優位性はあまりみられないというのが定説のようです。「ドルコスト平均法」によって平準化していきますから、長期的にやっていれば当たり前のことかもしれません。

でも、せっかく珍しい「毎週」が選択肢であるのならばと考え、毎週1回の購入としました。

積み立て購入する投資信託は「つみたて投資枠」で2本、「成長投資枠」で3本ということで、週5本購入しますので、それぞれ購入する曜日を「月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日」と分けてみました。したがって、東京株式市場が開いている日は毎日なんらかの投資信託が購入、積み立てされていることになります。

つみたて投資枠は信託報酬が低い全世界株式

つみたて投資枠は、2本とも信託報酬が低く設定されている「オールカントリー(全世界株式)」を選択しました。

成長投資枠は、「つみたて投資枠では購入できない投資信託」を3本としています。これは成長投資枠では購入できるが、つみたて投資枠では購入できないという少しリスクを含んだ投資信託商品となります。

そのうちの1本は日本株式の高配当銘柄に集中して投資する商品を1本、世界の半導体銘柄に集中して投資する商品を1本、全世界に投資する商品を1本とチョイスしました。

1月4日から購入スタートしましたが好調すぎて!

こうして、1月4日から買い付けが毎営業日に始まりましたが、新年早々から「好調過ぎる株価」が気になります。そんなことで、本日1月11日に5本すべての購入金額を下げて、当初購入金額の40~50%程度にしました。購入金額がこれからの株価の推移をみながら見直していくつもりです。

今年の年末には、今年の成績も分かってきますのでまたブログでご紹介していきたいと思いますが、今年の年末で確定させるわけでもないので「途中経過」という感じですかね。

若い世代も子育て世代も、シニア世代も大前提は、「とりあえず資産形成に向けて早く取り組む」ことではないでしょうか。(ただし投資判断は自己判断でお願いします!)今年もよろしくお願いします。

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