【長野県限定】県民応援前売割はじまりました~!
ディアパートナー行政書士/FP事務所 代表の瀧澤です。
全国的には、新型コロナウイルス感染が収束しない中ではありますが、長野県民限定の宿泊割引前売り券が5月12日から始まりました。
事業を進める長野県観光部のプレスリリースには、以下のような記述がされています。↓
新型コロナウイルス感染が広がる中、将来の宿泊需要を確保し、宿泊施設等の事業の継続を支援するため、県民の皆さまを対象に、宿泊旅行に使える「プレミアム付き前売券」の販売を開始します。感染防止対策に取り組む宿泊施設を応援してください。
新型コロナの収束が見えない中ではありますが、今年6月から12月までの「長野県内宿泊プレミアム券」を前倒しして、5月中に購入してもらおうとするものです。新型コロナウイルスの感染防止対策に取り組む長野県内の宿泊施設を応援しようというものです。
まず、はじめに制度のご紹介です。
「信州の宿 県民応援前売割」事業について
〇宿泊施設又は旅行会社で、宿泊旅行に使えるプレミアム付き前売券5,000円分を2,000円で販売します。
〇更に前売券の利用者には、観光施設で使える観光クーポン2,000円分を宿泊施設等でお渡しします。
〇今回対象となる宿泊施設は、長野県が定めた感染予防対策を講じる「信州の安心なお店認証制度」に申請をいただいている施設です。
プレミアム付き前売券の購入方法
〇事前に登録した宿泊施設又は旅行会社でお買い求めいただけます。
*対象施設は専用HPに掲載いたします。https://tabi-susume.com/advance/
※5月13日現在、旅行会社では、完売になっている旅行会社もあります。(JTBイオンモール松本店は5月14日からの販売となっていました。そういった店舗もあるでしょうから、旅行会社の販売分は、すぐに売り切れそうです。)
〇販売期間 令和3年5月12日(水曜日)から5月31日(月曜日)まで(予定)
〇販売額
販売額/枚 | 額面/枚 | プレミアム率 |
2,000円 | 5,000円 | 150% |
※事業者により一人当たりの販売枚数に上限を設定する場合があります。
〇購入対象者 長野県内にお住まいの方
〇販売事業者 宿泊施設 1,067施設、旅行会社 134社(https://tabi-susume.com/advance/)
※購入した宿泊施設又は旅行会社に限定して、宿泊旅行代金の支払いにご利用いただけます。
※宿泊を伴い、一人泊当たり5,000円(税込)以上の宿泊旅行代金に限ります。
〇利用上限数 一人1回の旅行につき、1泊当たり2枚かつ2泊まで
※一人泊で2枚ご利用の場合、宿泊旅行代金が10,000円(税込)以上の場合に限ります。
〇利用対象期間 前売券の利用は令和3年6月から12月まで(予定)
※ただし、8月31日(火曜日)までに予約された宿泊旅行に限ります。
なお、9月以降に宿泊日を変更いただくことは可能です。
※予約・利用の開始については感染状況を踏まえて5月下旬に改めて専用HPでご案内します。
販売した前売券を購入者が実際に使用することができず、利用対象期間を経過した場合に被る損害について、県は責任を負いません。あらかじめご承諾の上でご購入願います。
◎GoToトラベル及び県が行う宿泊割事業との併用はできません。
◎なお、市町村等が行う宿泊割事業との併用は妨げませんので、併用の可否は各市町村等にご確認ください。
県内の感染状況によって、対象期間中に利用できない期間が生じる場合があります。
ご利用の際は、最新情報を専用HPから必ずご確認いただくようにお願いします。(https://tabi-susume.com/advance/)
観光クーポンについて
〇プレミアム付き前売券の利用者に、2,000円分の観光クーポンを宿泊施設等でお渡しします。
・提供枚数 前売券利用の宿泊一人泊あたり、2,000円分の観光クーポン(500円×4枚綴り)
・利用対象施設 長野県内のアクティビティ・体験施設、土産物店、飲食店、交通機関(別途専用HPに掲載)
・利用対象期間 宿泊日とその翌日まで
☆本制度活用のご提案
上でも述べていますが、「旅行会社の販売」は販売初日に完売しているところも多く、JTBのように5月14日発売という旅行会社もあることを考慮すると、「旅行会社」でこの前売り券を購入するのはハードルが高そうです。(同居する娘も、「5月14日、JTBに並ぼうか」と言っていましたが、5月13日にあきらめたようです。)
そこで、私が提案したいのは、「宿泊施設の販売」を利用することです。旅行会社や宿泊施設に話を聞いたところ、同じセット数が割り当てられている感じなのです。(宿泊施設ホームページに販売枚数が明記されている旅館さんもありましたが、同じセット数でした。ある旅行会社に聞いたセット数も同様でした。)
こうなると、大手の旅行会社だと、あっという間に完売になります。ある大手旅行会社の場合ですと各支店に割り振らずに、長野支店ホームページからの申し込みで、販売初日すぐに完売になっていました。(→その旅行会社はhttps://tabi-susume.com/advance/では、各支店が記入されていますが)
宿泊施設で前売り券を購入するということは、その時点で、宿泊場所と宿泊日を決定していなければならないため、「宿泊施設の販売」は敬遠されがちです。「A宿泊施設」で前売り券を購入すると「A宿泊施設」でしか利用できなくなります。
ただし、宿泊日は12月までの範囲で変更することができます。
この不便さが「宿泊施設の販売」のデメリットですが、そのことが逆に前売り券を入手しやすくしています。
もし、長野県内で宿泊してみたい旅館・ホテルがあれば、「宿泊日を暫定的に決めて、そこに直接、宿泊予約をする」という方法が確実にこの前売り券をゲットできます。(宿泊日は12月までの間で変更することができます。)
☆さらに、お得になるご提案として
「市町村等が行っている宿泊割引制度を併用」することをお勧めします。
これについて、長野県観光部のプレスリリースには次のとおり記述されています。
「市町村等が行う宿泊割事業との併用は妨げませんので、併用の可否は各市町村等にご確認ください。」
「GoToトラベル及び県が行う宿泊割事業との併用はできません。」
GoToトラベルは現在、全国で停止されていますので関係ないとしても、この「市町村等が行う宿泊割事業」は活用できます。
私は5月12日(販売初日)の夜遅くに、「市町村等が行う宿泊割事業」を実施中の市町村の宿泊施設2軒に宿泊予約を入れました。深夜に行っている作業ですので、宿泊施設ホームページの宿泊予約システムを使って予約しました。
私が把握している「市町村等が行う宿泊割事業」は以下の2つです。
〇長野県大町市「信濃おおまち☆春の宿泊キャンペーン」
https://kanko-omachi.gr.jp/campaign-stay-spring/
・利用期間 6月1日(火)から9月1日チェックアウト迄
・対象者 緊急事態宣言が出されていない都道府県の方(1グループ最大20名様まで)
・キャンペーンの申込は、期間中お一人様2泊迄。3泊以上の申込は無効
・一人当たりの宿泊代金1万円以上で「4千円の宿泊助成」(先着11,000人)
・一人当たりの宿泊代金6千円~1万円以未満で「2千円の宿泊助成」(先着1,500人)
大町温泉郷や仁科三湖などにキャンペーン参加宿泊施設が多くなっています。
また、「新規予約受付を一時停止しておりました「信濃おおまち☆春の宿泊キャンペーン」を現在、緊急事態宣言が出されていない都道府県の方を対象として受付を再開しました。」という記述がありますので、県の制度に合わせて再開されたのかもしれませんね。
〇長野県木曽郡木曽町「木曽エール宿キャンペーン」
・利用期間 令和3年4月1日~令和4年2月28日まで
・対象者 長野県民に限定(1組最大6名様まで)
・キャンペーンの申込は、期間中お一人様2泊迄。3泊以上の申込は無効
・一人当たりの1泊 大人4,000円 小人3,000円を助成(枚数限定だがHPには記述なし)
木曽福島や開田高原などにキャンペーン参加宿泊施設が多くなっています。
「※信州の宿 県民応援前売割とエール宿は併用可。」としっかり明記されています。
以上の2市町で「市町村等が行う宿泊割事業」が行われていました。
この2市町の宿泊割引制度は、いずれも県民応援前売割と併用可でしたので、それぞれの市町の宿泊施設1か所づつに予約を入れました。
いずれの施設でも温泉地の「半露天風呂付客室」がある部屋に予約を入れました。
大町市宿泊施設の場合(7月宿泊)
大町市の宿泊施設は、正規の宿泊代金1人当たり17,750円(入湯税込)で、県民応援前売券2枚で1万円分助成、さらに大町市割引制度で4,000円分助成です。県民券の購入額は2枚で4,000円ですので、トータル7,750円で「半露天風呂付客室」に宿泊できます。その上に、2,000円分の観光クーポンが付きます。(7,750円ー2,000円=5,750円とも言えるかもしれませんね。)
木曽町宿泊施設の場合(6月宿泊)
木曽町の宿泊施設は、正規の宿泊代金1人当たり22,150円(入湯税込)で、県民応援前売券2枚で1万円分助成、さらに木曽町割引制度で4,000円分助成です。県民券の購入額は2枚で4,000円ですので、トータル12,150円で「半露天風呂付客室」に宿泊できます。その上に、2,000円分の観光クーポンが付きます。(12,250円ー2,000円=10,250円とも言えるかもしれませんね。)
今回ご提案のまとめ
〇「信州の宿 県民応援前売割」と「市町村等が行っている宿泊割引制度」を併用することをお勧めします。
特に、宿泊施設からの前売り券購入が簡単で確実に入手することができそうです。
いかし、どれも枚数制限がありますので、急いで「宿泊予約」「前売り券購入」などをする必要があります。
長野県民の皆さま、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に留意しつつ、感染防止対策に取り組む長野県内の宿泊施設を応援してください。そして、皆様も心身ともリフレッシュしていただき、県内にもよい観光地があることをご認識いただければ幸いです。
長野県民の皆さん、宿泊施設への予約、急いでください~!!!
投稿後の追伸
JTB松本イオンモール店の前割券販売初日、5月14日の10時02分の画像です。既に完売になっていて、私の前に並んでいた方々も途中で打ち切られて帰っていきました。記念に画像に収めました。「前割券」恐るべし!!
やはり、「宿泊施設からの購入」の方がよさそうですが、5月14日現在、完売になっている宿泊施設も多数あります。長野県民の皆さま~、急ぎましょう~!
(続)投稿後の追伸
「市町村等が行う宿泊割事業」について、6月中にかぎり諏訪市で実施されることが判明しました。画像を添付しておきますね~。
〇長野県諏訪市「すわ泊お宿割」
長野県民限定で1人1泊2,000円の割引です。6月中の宿泊に限ります。↓
大町市、木曽町の割引制度に比べると半額ですが、色々なタイプの宿泊施設がある諏訪市内の旅館・ホテル。6月だけですので、こちらもご予約はお急ぎください。