「信州松本うら町」まちづくりプロジェクト②
長野県松本市の中心商店街の一角、「うら町」周辺を活性化しようという「信州松本うらまちレジリエンス協議会」のまちづくりプロジェクトが始動し、昨日、新たにクリエーターさん1名が加わり、2回目の打ち合わせが行われました。
今回の会場は、当協議会長のご実家(裏町に所在します)で行われました。こちらは、劇団の合宿や動画撮影の会場としても活用されています。
かつて繁華街だった松本うら町(松本城や松本市役所の東側に位置します)は、バブル崩壊とともに下り坂となり、老舗の結婚式場の閉店と同時に静かな町になってしまいました。飲食店向けの商業ビルが立ち並んでいたために、空きビルだらけになってしまい、少ない住宅もその多くが空き家となってしまっています。
そんな中、前回の打ち合わせで
①松本うら町の情報発信を行いたい
②怪しげなイメージが好転し、人が集うまちへ
③演劇エンターティメントをもっと身近に
④既存店舗、これから出店したい人を応援したい
などの目的が整理されました。
そして、その目的達成のための具体的な取り組みとして、
1)劇団公演、フォーラムの告知
2)うら町周辺店舗の紹介 → 派生して「昼呑みマップ」など
3)うら町の歴史の紹介
4)これらの活動の周知を図る媒体の構築
などに注力していくことが確認されました。
初回の打ち合わせから2回目までの間に、松本県ヶ丘高校(母校/探求講座)の現役高校生からのアイデアや意見をお聞きする機会があり、探求講座に講師として参加した人から情報共有がなされました。
その中には、
・看板が良い雰囲気なので、看板をめぐる街歩き
・観光ボランティアガイドの拠点
・路上で劇をするパフォーマンス
・学生が集えるコミュニティ拠点 をはじめ、数々のアイデアをいただきました。
そして、今回の打ち合わせでは、「情報発信のための媒体をどうするか」を中心に打ち合わせが行われました。
予算的な問題や情報発信の開始日(なるべく早くに告知開始)の制約などもあり、それに適した媒体である「note」や「SNS」を利用して、当面進めていくことになりました。
こうした媒体に使用されるプロジェクト名は、「うら町」の「うら」という言葉の持つ「不思議な魅力」を生かすような名称に固まりました。その名称については、次回打ち合わせの報告とともにご案内させていただきますね。
こうしたプロジェクト、ひとりで考えるよりも多くの人の考えが集まって、より良いプランが出来上がっていくことを実感しました。こうした刺激が、今回のプロジェクトに限らず、他の場面でも有益に働いていくのだろうと思います。
次回打ち合わせ日時を決めて散会となり、私も帰ろうとしましたが、還暦を迎えた者がもう1名加わるということで、反省会(人生の反省でしょうか・・・)を行うことになりました。
これからまさにプロジェクトに取り組んでいくという熱い志、心意気に触れ、私もこれからの人生の時間を無駄にしないようにしていきたいと改めて感じたのでした。⇒「何事もがむしゃらにやる!」ということではなく、「孫と触れ合う時はそれを楽しむ」、「休養する時にはしっかり休む」、「お酒を楽しむ時は後悔しないようにしっかり楽しむ」などのように、メリハリをつけて過ごしていきたいと思います。
今後も、このまちづくりプロジェクトの進捗状況を投稿していきますのでご期待くださいね!